2003-06-03 第156回国会 参議院 法務委員会 第16号
ところが、どうもこれは都道府県知事の命令入院ではない、判断は裁判所が行う、裁判官と精神保健審判員が合議で決めるけれども、裁判所が行う。一体これは司法的措置、司法的処分というべきものなんでしょうか、それとも措置入院と同類の行政処分の一類型なんでしょうか。 ちょっと、この法律に基づく措置、処分がどういう性格のものかいまだに理解しかねているので、御説明ください。
ところが、どうもこれは都道府県知事の命令入院ではない、判断は裁判所が行う、裁判官と精神保健審判員が合議で決めるけれども、裁判所が行う。一体これは司法的措置、司法的処分というべきものなんでしょうか、それとも措置入院と同類の行政処分の一類型なんでしょうか。 ちょっと、この法律に基づく措置、処分がどういう性格のものかいまだに理解しかねているので、御説明ください。
ですから、全体的な問題は九百は数が多いですからなんですが、少なくとも県知事が命令入院をさせた分は公的医療機関の代替施設ですからね、そこは何とかならぬかと言うのです。大臣おっしゃるように九百何ぼ、そういう全体を論ずるということを私は言っているわけじゃない。少なくとも県が指定をして、この部分は県立病院のかわりですよ、この部分は国立病院のかわりですよ、これがあるわけでしょう。
また、かつてはライシャワー事件等がございまして、少しでも自傷他害のおそれがあれば強制的な措置入院をやっておりましたけれども、精神医学も発達いたしてまいりましたし、また一方においては人権尊重というような大きな問題も起こってまいりましたので、最近においては、できるだけ命令入院、措置入院はしないという基本的な方針で臨んでおります。
それから、やはり非常に問題になりますことは、命令入院ということと、それから同意入院ということがございますけれども、同意入院の場合には、たとえ精薄児であろうとも、その人権を尊重するという立場から、院長なりあるいは専門医が必ず診察をした上で入院をさせるというのが法律によってきめられている仕組みではないか。はたしてその診察をしたことがあるかどうか。
命令入院の問題でございますが、これは児童をこの施設に入所させますには、児童相談所で医師が判定をいたしまして入所させるということになっておるわけでございます。
まず、精神衛生対策でありますが、精神衛生法に基づく命令入院の措置をさらに強力に推進したほか、新たに通院医療費の公費負担に要する費用に対する国庫補助制度を設け、在宅精神障害者対策の強化をはかり、精神衛生費として、補正予算を加え、百六十九億一千九百余万円の支出を行なっております。
まず、精神衛生対策でありますが、精神衛生法に基づく命令入院の措置をさらに強力に推進するほか、新たに通院医療費の公費負担に要する費用に対する国庫補助制度を設け、在宅精神障害者対策の強化をはかるなど、精神衛生費として百六十三億六千余万円を計上しており、前年度予算に比し二十八億余万円の増額となっております。
まず、精神衛生対策でありますが、精神衛生法に基づく命令入院の措置をさらに強力に推進するほか、新たに通院医療費の公費負担に要する費用に対する国庫補助制度を設け、在宅精神障害者対策の強化をはかるなど精神衛生費として百六十三億六千余万円を計上しており、前年度予算に比し二十八億余万円の増額となっております。
まず、結核及び精神衛生対策でありますが、結核予防法及び精神衛生法に基づく命令入院の措置をさらに強力に推進するなど、結核医療費として二百六十二億九千七百余万円、精神衛生費として百三十四億一千四百余万円、計三百九十七億一千二百余万円を計上しており、前年度予算に比し六十億三千百余万円の増額となっております。
まず、結核及び精神衛生対策でありますが、結核予防法及び精神衛生法に基づく命令入院の措置をさらに強力に推進するなど、結核医療費として二百六十二億九千七百余万円、精神衛生費として百三十四億一千四百余万円、計三百九十七億一千二百余万円を計上しており、前年度予算に比し六十億三千百余万円の増額となっております。
○政府委員(牛丸義留君) 予算措置をいたしましたのは、これは施設に対する経費と、それから、あとは患者一人に対するまあ措置、命令入院費だけでございます。したがって、そういうその他の問題については、これは一般の病院の原則によるわけでございまして、国立療養所に付置します麻薬の病院につきましては、これは精神病院と同じように考えておるわけでございます。
いまの精神衛生法の措置入院なりあるいは結核予防法の命令入院等の公衆衛生一般の法規におきましても、原則として公費負担制度というものは結局援護率ということで、実際はそのうちの一部は、収入のある者については自己負担をさせる。
それからもう一つは、法のたてまえから、これは命令入院でございますから、命令入院させながら負担をさせられるということについては矛盾がありはせぬか、たとえば結核でも、あるいはまた精神病でも、措置入院の場合は公費負担ということになっておる。
する請願(池 田清志君紹介)(第八八四号) 一一〇 アフター・ケア施設の運営改善に関する 請願(山花秀雄君紹介)(第八九三号) 一一一 結核回復者等の就職確保に関する請願( 山花秀雄君紹介)(第八九四号) 一一二 国立療養所の給食費引上げに関する請願 (山花秀雄君紹介)(第八九五号) 一一三 国民年金に関する請願(山花秀雄君紹 介)(第八九六号) 一一四 結核予防法の命令入院予算増額等
)(第八五〇 号) 戦没者遺族の処遇改善に関する請願(池田清志 君紹介)(第八八四号) アフター・ケア施設の運営改善に関する請願( 山花秀雄君紹介)(第八九三号) 結核回復者等の就職確保に関する請願(山花秀 雄君紹介)(第八九四号) 国立療養所の給食費引上げに関する請願(山花 秀雄君紹介)(第八九五号) 国民年金に関する請願(山花秀雄君紹介)(第 八九六号) 結核予防法の命令入院予算増額等
国民健康保険が一部改正になりまして、世帯主が精神病患者と結核患者について七割負担をする、それから、結核予防法と精神衛生法の一部が改正になりまして、命令入院の制度ができまして、そしてこの人々に対しましては十割の公費による給付、これが十月一日から実施される。
しかし命令入院というものだけでなくて、第三十八条の三項になると、指定医療機関の診療の内容及び診療報酬の請求を随時審査するのですから、健康保険における結核予防法の適用も、国民健康保険における結核予防法の適用も、この条文ではみな随時にやれることになるのです。こういう例はないですよ。こういう形が官僚統制の強化だと言われるのです。こういう形を作るから、今までやったことがないのに、またこれで権限強化ですよ。
○尾村政府委員 私の方で三十五年度のがございますが、実は結核予防法でやっておりますのは、入院は、主体が三十五条による命令入院の部分でございます。これは差し上げてある資料にございますように、三十五年が一万一千件、それから三十四年は八千件、こういうふうになっているわけでございます。従いまして、若干手術の前後だけ一カ月ばかりを限りまして、三十四条の公費負担の入院がある。これは少数でございます。
○政府委員(尾村偉久君) いわゆるこれは半年分でございますので、下半期につきましては四十六億——十月一日以降の分で四十六億を見積もり、それから上半期の分につきましては四億一千万円ということでございまして、合わせまして約五十億が命令入院患者の今年度予算、これに対比いたしますと、昨年度は上半期、下半期それぞれ約三億、合わせて約六億でございます。
だからその点については、私は所得税云々という言葉にこだわるわけではないが、そういう条件でなしに、原則として、知事が必要があると認めた者については、これは法を運営していって、措置入院、命令入院させていく、国は一定の目安は立っておるけれども、予算は予備費等もあるから義務支出させていく、こういうふうにすることは、私はやはり社会の犯罪を少なくするし、精神病患者とすれすれの人はまことに多いわけですが、とにかく
また医療保障の面で、結核と精神病に対する給付を改善し、命令入院者には医療費の全額を公費で負担することにしたこと、生別母子世帯に児童扶養手当を給する制度を創設したことなど、低所得者の福祉増進に資するところ少なからぬものがあると存じます。
時間の関係上、要点のみをあげますけれども、第一に、結核の命令入院のワクを広げて、三十五年度より四十五億も増額されたということは画期的なことでございます。結核撲滅の夢を抱いてきた私たちにとりましては、まことに今昔の感にたえません。これならば、十年後に結核がなくなるであろうというようなことも、夢想ではないと思われます。
○山本杉君 今、大臣は、大体措置で片がつくというふうにおっしゃっておられますけれども、要保護階層の結核罹病率というものは、一般階層の罹病率に比べると十三倍もあるわけでございまして、そうしてこの人たちが命令入院の措置からはずれた場合には、健康保険を持っている者は健康保険で、またそうでない者は国保で入院措置をとってもらうわけでございますが、国保では所帯主が七割給付、家族が五割給付ということにきめられております